いよいよ開催まであと1週間!ですね。
毎日、天気予報とにらめっこの時期(笑)となりました。
今のところ、お天気はよさそう!ですね。
とはいえ、日々ドキドキしながら過ごしていますが(きっと作家の方々も)。
もちろん、よいに越したことはないのですが、どうであっても最善が尽くせるように準備を進めています。
作家からのメッセージもここからスパートかかっていきます。
ワークショップやデモンストレーション、映像などなどの情報もこれから!ですよ。
Q1
さて、今年も、魅力的な装身具、金属の作家の方々が出展くださいます。
メッセージをご紹介していきますね。
素敵なお名前「ehonno.」さん。
「工房からの風」には、どのような作品を出品されますか?
A1
「絵本のようなアクセサリーと雑貨」をコンセプトに、さまざまないきもの(登場人物)をモチーフにして、銀・真鍮・天然石を素材とした、指輪やネックレス・イヤリングなどのアクセサリーと本の栞・お香立てなどの雑貨を、鋳金で制作しています。
それぞれの作品ごとに自作の短い物語があり、その一場面を表現しています。
細かな造形と手足が動く・服が変わるなどの仕掛けによって、今にも動き出しそうな生き生きとした作品にすることを目指しています。
大人になってからも絵本を楽しむことが多いのですが、絵本を読むと、夢を抱いたり、おもしろい想像を膨らませたり、温かな気持ちになったりとポジティブな感情が生まれてきます。
ehonno.の作品を使ってくださる方にも、それらと似た気持ちになっていただきたいと考えています。
Q2
ehonno.さんの工房で大切な、あるいは象徴的な、あるいはストーリーのある「道具」について1点教えてください。
A2
アイデアを出す時やデザインを考える時に必ず使用する金属製の文房具を大切にしています。
同じものではありませんが、高校生の頃に、最初に金属の魅力に気づかせてくれたのも真鍮製の筆記具でした。
写真の3点は、長く使っているため、真鍮製の定規は焦茶色に、筆記具はところどころ塗装が剥がれて下地が見えていますが、それを味として楽しめるところが金属製の良さだと思います。
Q3
お手持ちの「工藝品」で愛用、または大切にされているものついて1点教えてください。
A3
工藝品に分類されるのか悩みますが、商品パッケージである紙箱を大切にしています。
小さい雑貨や置物を集めるのが好きなのですが、中の品物と同じくらいパッケージ(特に紙箱)にも注目しています。
こだわってつくられた紙箱の色や形、質感、ぴたりと閉まる精度に感動することもしばしばです。
いつか、こだわり尽くした紙箱をつくり、作品をその箱に入れてお客さまにお渡ししたいと夢見ています。
大切に使われてきた金属の文房具のように、誰かの手元で愛用されて輝きを深めていくように。
そして、美しい箱に納められた物語のように。
ehonnoさんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜、おりひめ神社の脇
フェルトと裂織りの小野彩香さんと、キャンドルの落合可南子さんが両隣です。
ホームページはこちらになります。
→ click